キュア株式会社様の犬猫用スキンケアブランド「LARULARU」は、人間向けオーガニックスキンケア開発の知見から生まれた、完全無添加の製品を展開しています。新規ECサイト構築の最大の目的は、B2C販売強化と一般ユーザーの開拓でした。しかし、ウェブサイトで天然ハーブの使用感やテクスチャーを伝えにくいことや、獣医の処方との併用に関する不安といった課題がありました。
fiikaは、Shopifyをプラットフォームに選定し、デザイン、製品・イメージ撮影、コンテンツ企画を担当。人とペットが一緒に使える点を最大の強みとして訴求するため、親しみやすさを強調したビジュアル戦略を採用。また、成分公開と開発経緯を詳細に伝える信頼性コンテンツを構築。特に、ウェブで伝わりにくい使用感を写真とライティングで補完する戦略で、新規顧客獲得の基盤を確立しました。
「人用」の知見を活かした親しみやすいブランドイメージの確立
本ブランドの強みである「もともと人用に開発されたオーガニックスキンケア用品のため、ペットにも優しく、兼用できる点」を核に据えたブランディングとデザイン戦略を実施しました。
プラットフォームにはShopifyを選定し、キュア株式会社様の別商材である人用スキンケア用品と類似性を持たせることで、ブランドに対する信頼感を即座に訴求。ペットのみならず、飼い主にも優しいというコンセプトを親しみやすさを強調したビジュアルでウェブサイト全体で表現しました。
べたつかない「他にはないスキンクリーム」の優位性訴求
競合商品と圧倒的な差をつける製品として、高級化粧品にしか使用されない「モンモリロナイト」というクレイ成分を使用したスキンクリームが存在します。
一般的な油分が多いクリームと異なり、付けた瞬間からサラッとした肌触りであるという、ウェブサイトで最も伝えにくい「使用感」の訴求が課題でした。
この課題に対し、製品の優位性をテキストとビジュアルで明確に訴求し、その特性を裏付ける成分公開を徹底しました。
信頼性を担保する成分公開と不安解消コンテンツ
犬猫用スキンケア用品であるため、ユーザーが抱える「舐めても大丈夫か」「化学物質は含まれないか」「獣医処方と併用できるか」という不安を最優先で解消する必要がありました。
そこで、成分表を公開し、使用されている各主成分に化学物質が含まれないことを明確に表示しました。
また、「ペットの肌荒れや、化学物質過敏」といった飼い主様が抱える問題点に関する解決コンテンツをサイト内記事や商品説明で展開し、ユーザーが安心して購入・使用できる環境を構築しました。
