制作実績


AIアシストでRFP作成負担を劇的に軽減!先進技術を親しみやすく設計した顧客向けRFP自動生成ツールUI/UX設計

#ビジネスマッチング業 #業務用システム #業務効率化 #UI/UX設計

BtoBマッチング媒体「レディクル」を運用するフロンティア株式会社様より、発注担当者がAIによるアシストを得ながら要件定義書(RFP)を作成できるツールの画面設計・デザインをご依頼いただきました。発注担当者のRFP作成経験不足による要求の考慮漏れや、業務負担の軽減が最大の目的でした。

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fiikaは、約3ヶ月間でワイヤーフレーム作成からデザインまでを担当。AIの複雑な処理をいかにユーザーに分かりやすく提示するか、という課題に対し、ユーザーが慣れ親しんだステップ式UIを採用しました。

また、提案型設計により、初期要件に含まれない将来機能の洗い出しにも貢献。AIが生成するRFPの「ぶれ」を少なくするための質問設計に関する知見も得ながら、エージェントの業務効率化と発注側の抜け漏れのないRFP作成を両立するUI/UXを実現しました。


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フロンティア株式会社

BtoBマッチング媒体「レディクル(Ready Crew)」を運用し、ビジネスマッチングや営業支援サービスを提供。仕事を発注したい企業と、発注ニーズに合致した優良な受注企業をエージェントがデータと経験をもとに紹介する仕組みで、発注企業の課題解決をサポートしています。

ウェブサイト:https://readycrew.jp/

 


施策のポイント


  1. RFP作成経験がない担当者でも使えるステップ式で既視感のあるUI/UX設計

  2. 要件の顕在化を促す提案型設計による将来機能の洗い出しと開発フェーズの調整

  3. AI回答の「ぶれ」を抑える質問設計による画面構成
Digest

リニューアル事例ダイジェスト

AI機能を直感的に利用可能に!
汎用性と利便性を追求した革新的なRFP作成支援ツール

リニューアル前の課題


RFP作成の経験・知識不足

発注側の企業担当者にRFPの作成経験がない、または要求や業務要件の考慮漏れが発生しやすい。

エージェントの業務負担

RFP作成のサポートがレディクルのエージェントの大きな業務負担となっていた。

AIツールの利用への不安

開発当時、一般ユーザーがAIに対して慣れておらず、システム構成に対する違和感が課題。

システム要件の限界

初期のシステム要件定義では、将来的に必要となる機能や、ユーザー体験上の課題が顕在化していない。

課題解決の施策


提案型設計による要件の徹底ヒアリング

たたき台となるワイヤーフレームを作成し、フロンティア様の理想像とエンドユーザーの利便性を両立する設計を議論。

ステップ式UIによる使いやすさの確保

入力画面に質問が変化していくステップ式を採用し、ユーザーの利便性を損なわない構成を追求。

AI生成結果の信頼性を担保するUI

既視感があるシステム構成とすることで、バックグラウンドのAIが生成する回答を人間の予想の範囲として受け入れやすくする画面構成を設計。

将来的な機能の洗い出しと分類

画面設計を通じて初期要件に含まれない機能や将来の機能群を洗い出し、フロンティア様と開発フェイズの調整を実施。

無料相談

ウェブ集客・制作に関するお悩みを解決します!

ウェブ集客やホームページデザイン、運用更新、システムの保守に関するお悩みに関する無料相談を行っています。
制作や保守に必要なお見積りも対応しています。

また、パートナーとなる企業様からの協業の打診や、優れたサービスをお持ちの企業様からのご提案も受け付けています。

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Measures

fiikaが行った具体的な施策

提案型設計による要件の顕在化と将来機能の洗い出し

本プロジェクトでは、単に要件通りに設計するのではなく、設計担当者がイメージした内容をワイヤーフレームに表現する「提案型設計」を採用しました。

ペーパーシミュレーションを繰り返し、設計者のイメージする動線と、フロンティア様が考える理想像との乖離を議論することで、システム要件には含まれていなかった機能の顕在化や、将来的に必要となる機能の洗い出しを実現。

これらの機能について現実的な開発フェイズに分類し調整することで、プロジェクトのスコープ拡大と将来的なシステムの汎用性向上に貢献しました。

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AIを意識させない「既視感のある」ステップ式UIデザイン

開発段階では、一般ユーザーがAIに対してまだ慣れていなかったため、「AIが勝手に答えを作る」という印象を避ける必要がありました。

そこで、入力画面は、ユーザーの利便性を損なわないよう、フォームやチェックボックス、回答するごとに質問が変化していくステップ式を採用しました。

この既視感のあるシステム構成と、バックグラウンドで機能するAIが生成する回答を、人間の予想の範囲として画面構成を作ることに注力。

開発責任者の方と議論を繰り返すことで、ユーザーがスムーズに利用できるUI/UXを実現しました。

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エージェントの負担軽減と発注側の抜け漏れ防止の実現

このツールの最大の目的である「エージェントの業務負担軽減」と「発注側の抜け漏れ防止」を実現するため、質問事項に応えていくだけでRFPが生成できるフローを構築しました。

これにより、発注側企業担当者はRFP制作における大きな負担から解放され、レディクルのエージェントはRFP作成サポートの負荷が軽減されました。

UI/UX設計が、業務効率化と顧客体験向上の両面で貢献しています。

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AIツールのUI/UX設計から得られた新たな知見

AIを活用したツールの開発に携わったことで、従来型の業務用システム開発に比べ、より汎用性が高いシステム構成や画面設計が必要であることを学びました。

特に、AIによる回答が万能ではないという前提のもと、定量的な質問と定性的な質問による生成されたRFPの「ぶれ」を少なくるための命令に関する知識を得ました。

この知見は、システムエンジニアが経験する「答えのない答え」が導かれないようにするためのUI/UX設計として、その後のプロジェクトにも活かされています。

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